北山杉資料館
京都 きたやますぎ しりょうかん


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美の北山杉館
 北山杉の銘木技術をわかりやすく紹介する資料館。丸太磨きの作業の実演が行われ銘木技術を体感できるとともに北山杉を使って花筒や一輪ざしを手づくりする教室が開催されている。
また館内の庭園には『古都』の碑とヒロインの双子の姉妹の銅像や「山川不老」と彫られた川端康成の記念碑がある。資料館に隣接するグリーンガーデンでは食事も出来る。


展示所入口
 京都の北西部、国道162号線を市内から約20分、北山杉(京都府の木)の産地であり紅葉の名所としても知られる北山・高雄。その恵まれた自然環境の中、永年に渡って伝承されてきた職人の厳しい"目"と"技"で、苗木から手間ひまかけて丹念に仕立てられる「北山杉」


「山川不老」 川端康成書



「北山台杉」二百数十年の台株杉上に林立する垂木材は、正に北山の歴史を物語るもだ。現在はこの場所も数少なくなり、主に軒下の垂木材、又は庭園材として珍重されている。


「北山杉十景」1〜10まで数字が記されている


1.夫婦橋よりの北山杉林相


2.毘沙門橋よりの北山杉林相


3.砂尾の北山杉林相


4.菩提滝(磨砂採集場)


6.蛇尾峠よりの大谷遠望


7.真弓渓谷より持越峠を望む


9.栗尾峠より北山杉展望


10.魚ヶ渕荒瀬渓谷
北山杉は今忘れ去られようとしている。
 山は荒れている。先代達が植え大きく成長した山の木々が外材におされている。伐採して山の手入れをする維持費が生み出せない。


「松」樹齢600年(推定)
代々山に係ってきた杣人(そまびと:木の世話をする人)が減っている。もう存続が危ぶまれるとの予想も出ている。


「黒柿」床柱等に使用される。
 北山杉は磨き丸太を大切に室町時代からの伝統を守り職人が丹念に仕上げてきた。木の肌の美しさは特出したもの。今、その価値が生かしきれなくなっている。


神代杉 樹齢600年以上 土中で6000年以上埋もれていたもので、北陸地方より堀り出されたもの。
 都市で北山杉を使って欲しい。山を活かして欲しいのです。山は「木を植える」・「手を入れて育てる」・「伐採して使う」の繰り返しがあって生き続けるのだ。


神代杉 樹齢600年以上


「杉」樹齢650年 天井板 鴨居など化粧材として使用される。


「杉」樹齢380年
 川端康成が小説『古都』で描いた北山の風景、日本を代表する林業景観であり続けたこの風景を守ることは日本の山々を守ることにつながっている。都市の人々がもっと山に関心をもち、山の木を使うことを考えて欲しい。


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